3/25(日)春季大会で得た大事なこと!

春季大会初戦(18で敗退)を勝利で飾ることは残念ながら出来ませんでした。まだまだ力が無いのは承知の上ですし、今後さらに一歩一歩ステップアップ出来るようにやって来た事を振り返っておきたいと思います。 

野球は実績が無いチームだと、試合に勝つことでしか周囲の目や評価を変えられない点が凄く寂しいですね(プロでもないのに・・・苦笑)。でもチームで大事にしていることは、全てが子供達の成長に繋がっているかどうかです。そのため、「強い・弱い」や「勝つ・負ける」といった他者と比較をする評価ではなく、試合をした当事者の子供達が目標に対してどうだったのか、という絶対評価が重要だと考えています。 

春季大会は昨秋の新人戦と同じチームとの対戦でした。昨年はなすすべも無く、ミスから自滅して完敗(指導側も猛反省しました)。子供達はその悔しさから冬場には無駄な失点を防ぐ守備基礎を多く積んできました。また、走者を背負った回を如何に粘り強く抑えられるか、バッテリー中心にけん制などの連携プレーも準備してきました。攻撃ではバントと一つ先を常に狙う走塁、これを繰り返し繰り返し何度も何度もやってきました。試合には負けたものの、守備は確実にアウトを重ねてノーエラー、投手捕手連携で二盗を刺すなど、四球から打たれてしまった4回を除けば勝負ができましたし、攻撃もここまででやってきたことはできました。この点については素直に評価したいと思います。

また、昨年からチームで考えながら取り組んでいるのは子供達のメンタルマネジメントです。このチームは全員の力が必要だからこそ、いかに練習や試合経験を通じた成長を高めるかを目的に、常に前向きにプレーができるメンタル面での環境づくりを進めてきました。これも試合への入り方やピンチの時にこそ生きていました。このような周りからは見えにくい部分での取り組みにも成果がありましたし、一歩前に進めたかと思います。

強いか弱いか、勝ったか負けたかを評価基準にして野球の価値を定めてしまうのは凄く勿体ないですし、学童野球は入り口のスポーツですから、野球を通じて得られる様々な魅力や価値をマネジメント側が理解するだけで、子供達の将来の可能性を広げる意義ある野球になるはずです。我々も春までではやりきれなかった部分にさらにチャレンジしながら、最後にはチーム全員が笑えるような野球を目指して着実に進んで参りますので引き続きご声援よろしくお願いします。 

『常にplayer's first!』