1/21(日)神奈川学童野球指導者セミナー行ってきました!

 

21日(日)に開かれました第1回神奈川県学童野球指導者セミナーへ行ってまいりました。

神奈川球界をけん引して来られた指導者の方々が、今多くの課題を抱えている学童野球に焦点をあてていただいたことに本当に感激しました。

今回は特に肩やひじの障害に関する予防やケアに関してが内容の中心でしたが、データや医療現場からの声に裏付けられた内容そのものは大変勉強になりました。今回の気づきですが、指導知識を身につけるために様々なセミナーへ参加をしてきていますが、共通性についても理解ができるようになってきました。このように多くの有識者の声を聴いて、自らに気づきの選択肢、知識の幅を作っておくことが重要なのではないか、そう感じています。

今回のセミナーは500名の指導者の方が参加をされていました。このように問題意識をもって集まる場があることは素晴らしいと思います。球界のすそ野を支える学童野球の現場は、現代の知識を指導者自身が学んだ裏付けで運営されているのかというと必ずしもそうではありません。様々な野球経験をされてきた方もいれば、未経験の方もいらっしゃるなど、指導方法や考え方は自らの経験に頼る部分が多くその良しあしもありますが、標準がなくバラツキが大きい、評価はプロセスよりも勝敗の結果で見られがちになる、なので指導の視点は長期よりも短期型、が指導現場の課題であり現状です。重要な身体のケア知識に加え、コーチング、ティーチング、技術、メンタル等、将来にむけた子どもたちの成長のためにはもっともっと習得していかないといけない範囲は多いかと思います。また、この年代では何を目指し何を達成することがあるべき姿なのか、そんな長期視点での学童野球としての理念も方向性を同じくして進めば野球の底辺拡大にももっと寄与していくように感じています。

野球を通じて本当に子どもたちの将来のためにはどうするべきなのか、模索しながらではありますが、このチームでの現場活動からどんどん情報発信をしていきたい、そして他のチームの方々とももっと情報交換や一緒にできることがないかなども考えていきたいと思います。

この度のセミナーを主催いただきました皆様、誠にありがとうございました。

<セミナーHP>

http://www.kb-leaderseminar.com/index.html

<メディア掲載記事>

https://www.nikkansports.com/baseball/news/201801210000488.html

https://www.nikkansports.com/baseball/column/bankisha/news/201801220000091.html

https://www.yakyuiku.jp/article/1268/

 

百合丘ペッカーズ