コーチング・フィロソフィー

「自分たちで考えて、自分たちで話し合い、自分たちから取組める」そんな子供たちの姿勢を引き出すことができたら、何か期待を抱かせるワクワクするチームになると思います。

そのために、指導側が過去に自らが得てきた「経験論」に頼ることなく、子供たちの成長につなげる新しい「コーチング理論と知識」を学び、子供たちには技量だけにとどまらない野球を通じたライフスキル習得を、コーチ自身も技術だけではない子供の力を伸ばす接し方や方法を考えながら成長する、そんな理念・信念を持ってコーチングをしていきたいと考えてます。

練習内容・活動内容

<練習前の練習内容説明>

その日の練習内容は、事前にコーチ陣で擦り合わせのうえ、練習前にホワイトボードに記載して、子供たちと確認をして取り組んでいます。子供たちの事前の心構えと自主的な行動を引き出すことに繋げています。

<ウォーミングアップでの基礎トレーニング>

単に体を動かす・体操ではなく、目的をトレーニングにおいて、野球に必要となる動きづくりを行っています。ラダーやミニハードルを使い神経系との連動を高める動きづくり、ステップワークを活用した野球のためのフットワークづくり、この組み合わせによるコーディネーション力を高める動きづくりを基本として取組んでいます。

<試合形式練習による連携プレー・判断力向上トレーニング>

キャッチボール、ゴロ取りなどの基礎練習に子供たちが飽きることなく取り組む工夫をすることはもちろんですが、やはり実戦の場で必要となる個々の判断力を身に付けるための実戦形式での守備連携、走塁練習を大切に行っています。「練習のための練習ではなく、試合のための練習」を子供たちには意識させて取り組んでいます

<オープン戦>

練習で取り組んできたことを実践する場としての練習試合です。コーチ陣にとってはPDCAが回せているか、成果や課題をチェックする場でもあります。全員が試合に出場できる工夫、また、集中力を保って良いプレーを引き出す工夫として、1時間15分での2試合形式をメインに取り組んでいます。

<合宿>

年一回、春季大会前の準備を目的にして3月に一泊二日で実施します。

<公式戦>

11月新人戦、3月春季大会、4‐6月リーグ戦(レギュラー・ジュニア)、6月ジャビットカップ、7月子ども会大会、8-9月秋季大会、年2回のティーボール大会(3年生以下)が麻生区内の公式戦で、会場は区内の片平球場と虹ヶ丘球場で行っています。その他オープン大会にも参加しています。

食育

子供にとって運動は身体に大きな負荷がかかっています。ましてや、野球は練習時間を取る場合も多いことから、身体の修復と健全なる成長に繋げるため『練習中の補食』を取り入れています。主にエネルギーになる炭水化物を食べるようにしており、おにぎりやゼリー飲料、バナナなどを推奨してます。

 

コーチ指導ミーティング

定期的な指導の振返りによる練習メニューのブラッシュアップ、子供たち個人毎の課題と指導ポイントの共有化、また、声掛けの仕方までコーチ間で刷り合わせながら、子供が迷わない指導、成長に向けてブレない指導に取り組んでいます。(野球経験のないご父兄でもご心配ありません!)

 

技術練習以外での取り組み

 

<野球座学>

普段の練習や試合だけではなかなか浸透しきれないポイントや、何度も確認すべき基礎的な徹底事項などを、雨天時や練習前の時間を活用して学ぶことに取組んでいます。また、試合や練習での振り返りミーティングを通じ、子供たち自身から出てきた取り組みたいことを実現していくための具体的なレクチャーや、疑問・質問に答える場としても活用しています。